3月16日は春日井市のひなご幼稚園、17日は瀬戸市の瀬戸ひなご幼稚園で、卒園式を行いました。今年はとても暖かく穏やかな日で、天気も子どもたちの卒園をお祝いしてくれました。この年の子どもたちは、入園した頃から新型コロナウイルスの流行により、これまでの行事が思うように開催できなくなり、中止や変更等で手探り状態でした。
特にマスク着用が日常となり、先生の声が聞きづらい、表情が全く見えない、保育の現場は混乱しました。スクールバスも園舎も全て消毒し、パーテーションも設置して、黙食も心がけて感染予防をしたはずなのに、感染者が出た時はウイルスの脅威に心が折れました。でも、そんな中、子どもたちの笑顔とあふれるパワーに勇気づけられ、今日まで来ることができました。
最後のお祝いの言葉として、「子どもたちは全て真似をするので、担任として子どもたちが受け継いでいいものを自分が持っているか、常に自分自身を反省することを伝えました。それは園長である自分にも言えることです。ご縁があって、このひなご幼稚園を選んでいただいたことに心より感謝申し上げます。お子様の健やかな成長とご家族皆様のご多幸をお祈りいたします。」と結びました。